突撃レポート

鹿児島の特産品や作り手のこだわりを取材してきました!

吉田で田植え☆せいりゅうのかおり米オーナー

去年から声をかけて頂いていた、吉田の「清流のかおり米オーナー」田植え体験に行ってきました♪


吉田にこんな場所があったの?と、ビックリするくらい秘境☆ 車一台がやっと通れるくらいの道をグングン進んで、たどり着きました。
前日の大雨と、当日の雨雲のせいか、霧が深くて神秘的な風景。天気が心配でしたが、ちょうど雨も止んでました。
オーナー体験用の田んぼは、一番上♪みんなが待ってます。


看板を見ると、「ホタル舞い、カジカ鳴く」と書いてあります。「カジカ??」という私に「声がきこえるでしょう?」と、地元の方達。。。
「カエルの声しかしないような・・・」というと「カエルのことだよ」と笑ってました☆ケロケロというより、「コロコロ」と泣いてるように聞こえましたが、田んぼのまわりに茶色いカエルがぴょんぴょん!近寄れませんでした(笑)

キレイに育てられた苗。種をまいてから二週間ちょっとかかるそう。「20日苗(ハツカナエ)」とも呼ばれるそうです。
天気を心配して、地元の方が半分は、田植えを終わらせてくれていました。例年、全面手作業で田植えするそうです。
・苗は、5本くらいずつ植えて下さい。・自分で踏んで開けた穴は、手で埋めながらバックして下さい。土がボコボコしていると苗が浮きやすくなります。と、一通り説明を受けて・・・
まずは、目印になるロープを張るため、地元の方が田んぼの中へ☆
「準備完了」の声を受けて、みんなでいよいよ田んぼの中へ♪
縦一線に植えてある苗は「親苗」みんなで植える時に縦軸の目安にするために植えてあります。
ロープの側に一列に並んで・・・田植え開始!白いビニールを結んであるところに合わせて、苗を植えていきました。最後の方は、水が少なくなって足が・・・(^^;)でも、一番後ろまでみんなでがんばりました☆


完成した田んぼ。地元の人が道具をかついで歩く姿に風情を感じて、パシャリ☆
大自然の中で、人がとても小さく見えました。緑豊かなキレイな場所です。こんな場所に来れただけでも大満足!田植え完了と同時に、雨☆待っててくれたんだな~と空に感謝しながら、公民館へ移動。

地元のお母さんたちが用意してくれたお昼ごはん☆田植えをしながら「おにぎり食べたーい」と言っていた、私の声が届いてたのか美味しそうな大きなおむすびと、手作りの梅干しや昆布煮が用意されていました。嬉しいおもてなし(^^)♪
この大きな青柳の葉に包まれた団子はゆっさん団子
昔は、田植えの時に「ゆっさん団子」と「新じゃがと竹の子の煮しめ」が欠かせなかったそうです。外側の餅にはさつま芋、中にはあんこが入っていました。すべて地元の方の手作り☆甘さ控えめでとても美味しかったです。

今年の参加は19家族。年々、増えているそうです。リピーターの方も多かったです。皆さん毎年楽しみにしているそう♪これから半年間、草取り、稲刈り、収穫祭と続きます。
美味しいお米が育ちますように(^^)☆

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