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子供の日に「あく巻き」
西 ひろみ — 2010/05/05(水) 23:36

子供の日に食べる「ちまき」。
大人になるまで、本物(?)のちまきを知りませんでした。
いまだ、笹の葉にくるんだ細長いやつは、食べたことがありません。
鹿児島で「ちまき」と言えば、これの事。
竹の皮に灰汁に浸したもち米を入れ、さらに灰汁で炊いた鹿児島の伝統菓子「あくまき」です。
この時期、スーパにはらっきょう漬けや味噌の材料と一緒にこの「あく巻き」の材料が並びます。
べっこう色で、プルプル。
作り方で硬さが違うのですが、米の粒が残る、少し硬めの「あく巻き」もあります。
また、使う灰によってもえぐみが出たり、苦くなったり、味が変わります。
切り方にも特徴があります。
包丁なんかで切っちゃったら大変です。
きっと、ベタベタになって、洗うのも大変かも・・・
包んである筍の皮の端を細く紐のように裂き、それを使います。
下からクルっと結ぶように切ったり、上から包丁で切るように押さえたり。
特に年配の方は上手です(笑)
どうしてこんな食べ物ができたのでしょう。
秀吉の時代、薩摩藩が関ヶ原の戦いや、朝鮮出兵の時に「保存食」として作ったのが始まりだそうです。
そんなに古くないですね。
西郷隆盛も保存食として持ち歩いたみたいです。
何と、台湾にもこの「あく巻き」が存在するんだそうです。
詳しくは分かっていないみたいですが、台湾から伝わった説もないわけではなさそうです。
保存・・・と言うけれど、どれぐらい保存ができたのかしら・・?
あく巻き屋さんに聞いたら、2週間は大丈夫よ。って言うけれど、それじゃあ、保存食とは言えないよね。
竹の皮にカビが生えてくるんだけど、中は大丈夫。
200年前の丈夫な人たちなら、1ヶ月は食べてたかもしれません。




